Final Cut Pro X の使い方 – DJ 動画の作り方 – 第1回

DJ

DJ をされている方だと自分がミックスしているところを動画にしてみたいと思う事がありませんか?
例えばプロサーファーやプロゴルファーやその他のプロアスリート達が自身のプレーをビデオチェックして
客観的に自分のフォームのチェックをして改善していると聞きます。
まさにそれと同じことをやって自分のプレイにより磨きをかけたい。

そんな方々になるべくわかりやすく動画の作り方をお伝えしていこうと思います。

<参考動画>

事前に細かな操作方法や画面の構成などは以下の関連記事で確認してみてください。

Final Cut Pro X の使い方 #001「無料で始めよう」

Final Cut Pro X の使い方 #002 「テロップの入れ方」

1.DJ を撮(録)る

まずはネタ作りからですね。
長さは自由に決めていただければ良いと思いますが、映像付きの動画となると編集やらなんやかんやと考えるとMAX でも1時間30分ぐらいまでだと思います。
マシンスペックが低く、ディスク容量も多くない場合だと15分から30分ぐらいまでがお手頃な長さになると思います。

実際に使う曲ですが、曲によっては YouTube にブロックされることがあります。ブロックされると、最悪の場合動画が公開できなくなります。ネタは慎重に選びましょう。

では実際に作業に入っていきましょう。

素材を作る

・映像

まず動画に関しては全体を写したり手元だけを移したりと、できれば複数台カメラがあると映像にメリハリも出て飽きがこない構成に仕上げられると思います。
例えばスマホをスタンドに据えて撮影しておくとか、3脚にビデオカメラをセットしておくとかです。

できれば複数のアングルの動画を用意したいところです。
アングル(カメラ)が一つだけだと、あまり見せたくないような場面が移ってしまったときに困ります。
カメラが複数あるとそういった場面で別アングルに切り替えることで間をもたせることが可能です。

・音声

カメラの内臓のマイクだと音が良くないのでミキサーから直接音を録音しておくことをおすすめします。
ただし、ほぼほぼすべてのマックはそのままでは音声を取り込むことができないため、別途オーディオインターフェイスを用意する必要があります。DJ ソフト用のコントローラを持っていたりするとオーディオインプットがついていたりしますが、なにもない場合は安いもので良いのでオーディオインターフェイスの購入を検討してみましょう。

録音自体に関してはフリーの録音ができるソフトをダウンロードして録音すればよいのではと思います。
例えば、よく使われている Audacity は機能も充実していて無料ソフトであることが嘘のようです。

Audacity の無料ダウンロードは → こちらから

Audacity の使い方の詳細は後日別記事で説明します。

例えば、Apple の Logic Pro X をすでに使っているのであればそのままお使いいただければ良いですし、Native Instruments  の TRAKTOR PRO 3 とか PRO 2 だと録音機能もついているので、外部入力でミキサーの音を取り込めばハイレゾのミックス音源を準備することができます。
もちろんですが、外部のレコーダーを持っていて予めそれらに録音したものをパソコンに取り込むことも可能です。

あと、何らかのハードウェアを買うとなにか一つ録音ができそうなソフトウェアがついてきそうなので、購入時の状況をよくよくご確認ください。

上記 YouTube 動画では、TRAKTOR PRO2 に録音して Audacity でレベル調整しております。
このあたりの手順も別記事で詳しく説明していきます。

今回はこのへんで終わりにしたいと思います。
次回の第2回は再生されたネタをパソコンに取り込む所の説明をしたいと思います。

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